イラストde知育
~絵を見て話す、親子コミュニケーション~
トイレ
トイレに行きたくなったら…
「どうしてイヤな顔しているのかな?」
「なぜトイレに行かないと思う?」
「この子は何て言っているのかな?」
「トイレに行くときどんな気持ち?」
「この子はなぜにこにこしているのかな?」
「トイレでできるとどんな気持ちになる?」
+
保護者の方へ
基本のポイント
- 「トイレに行きたくなったらすぐに言ってね」と前もって声をかけておきましょう
- 遊んでいるときも、定期的に「トイレは大丈夫?」と聞いてあげると良いでしょう
- 「すぐに戻ってこられるよ」と安心させてあげるのも効果的です
楽しく学べるヒント
- トイレへのポジティブな誘い方:「ちょっと休憩してトイレに行こうか」「トイレに行ったらまた遊ぼうね」など前向きな声かけをしましょう
- 自分で伝える練習:「トイレに行きたくなったらどう言う?」と事前に確認しておくと、自分から伝えられるようになります
- 成功を共に喜ぶ:トイレでできたときは「できたね!すごいね!」と一緒に喜び、達成感を味わわせましょう
おしっこをがまんしすぎると…
「この子はどんな気持ちかな?」
「どうすればよかったと思う?」
「ママ・パパは何を言っているのかな?」
「時計の時間はいつトイレに行く時間かな?」
「この子はどうしてにこにこしているのかな?」
「カードにはどんなしるしがついているかな?」
+
保護者の方へ
基本のポイント
- おもらししたときは叱らずに「次はトイレでできるといいね」と前向きな言葉をかけましょう
- 定期的に「トイレに行く時間だよ」と声をかけることで、トイレの習慣が身につきます
- トイレでできたときはシールを貼るなど、目に見える形で成功を喜び合いましょう
楽しく学べるヒント
- トイレタイマー:「〇時になったらトイレの時間だよ!」と時計を見せながら伝えると、時間感覚も一緒に身につきます
- トイレチャレンジカード:好きなキャラクターのシール台紙を作り、成功するたびにシールを貼ると達成感が高まります
- おしっこサイン:「おしっこ行きたい」と言う代わりに特別なポーズや合言葉を決めると、恥ずかしがり屋の子も伝えやすくなります
- トイレお知らせメロディー:「トイレの時間だよ♪」と特別な歌やメロディーを決めておくと、楽しく誘導できます
トイレのあと…
「手についているのは何かな?」
「バイキンを放っておくとどうなるかな?」
「この子は何て言っているのかな?」
「バイキンはどうなっているのかな?」
「バイキンさんたちはどうなったのかな?」
「きれいな手になるとどんないいことがある?」
+
保護者の方へ
基本のポイント
- 手洗いが習慣になるよう、一緒に歌を歌いながら洗うと楽しく続けられます
- 「見えない細菌をやっつけよう!」と冒険心をくすぐる声かけも効果的です
- 子どもの手に合った石けんや手洗い台の踏み台を用意すると自分からやりたくなります
楽しく学べるヒント
- 手洗い歌:「バイバイバイキン」などの楽しい手洗い歌を作ると、十分な時間手を洗うことができます
- バイキン退治ゲーム:「バイキンをやっつけろ!」と言いながら泡で手を洗うと、より楽しく取り組めます
- 絵本や紙芝居:バイキンが体に入るとどうなるかを絵本や紙芝居で分かりやすく伝えると理解が深まります
- 手洗いチェッカー:「お父さん・お母さんが手洗いチェッカーになって、きれいになったか確認するよ」と言って手を検査すると楽しめます
トイレに行かないと体はどうなるかな?
「おしっこを我慢するとお腹はどうなる?」
「この黄色いの何だと思う?」
「この子はどうしてお医者さんに行ったのかな?」
「お医者さんは何て言ってるかな?」
「この子はどうしてにこにこしているのかな?」
「黄色いのはどこに行ったのかな?」
+
保護者の方へ
基本のポイント
- 「おしっこは体の中で作られた不要なものを出す大切な働きがあるよ」と教えてあげましょう
- 「膀胱は風船みたいにふくらんで、いっぱいになると痛くなるんだよ」と分かりやすく説明するのも効果的です
- 絵本や図鑑で体の仕組みを学ぶと、トイレの大切さを理解しやすくなります
楽しく学べるヒント
- お姫様からの招待状:「トイレの女王からの招待状が届いたよ!」と手紙形式でトイレに誘うと特別感があります
- トイレ探検隊:「今日はトイレ探検隊の隊長だよ」と役割を与えてトイレに行く責任を持たせる方法も効果的です
- トイレの秘密基地:トイレに子どもの好きなキャラクターのシールを貼って「秘密基地」にすると楽しくなります
- おしっこレベルゲーム:「おしっこレベル1〜5で教えてね。5になる前に行こう!」とゲーム感覚で伝えてもらいましょう
トイレを楽しくする工夫
「この子は何を持っているのかな?」
「どんなお手伝いをしているのかな?」
「この子は何を考えているのかな?」
「どんな動物のおしっこかな?」
「お姫様はどこへおでかけですか?」
「お姫様のトイレはどんなところかな?」
+
保護者の方へ
基本のポイント
- 子どもが楽しく取り組めるよう、創意工夫を取り入れることで抵抗感が減ります
- トイレに誘導する工夫だけでなく、トイレでなかなか出ない時に集中させる方法も効果的です
- 子どもの好きなものや得意なことと関連づけると、トイレトレーニングが円滑に進みます
楽しく学べるヒント
- お手伝い大作戦:「トイレットペーパー持って行ってくれるかな?」と任務を与えることで、自然とトイレに向かわせられます
- 動物園トイレ:「今日は何の動物さんのおしっこかな?」と言って、「でないー」と言われたら集中させ、おしっこの音が出たら「ぞうさんのおしっこだね!」と褒めると楽しくなります
- クイズ大会:「寝る前にすることは?1.おもちゃで遊ぶ 2.おやつを食べる 3.トイレに行く」などと選択肢を出すと自主的に選べます
- トイレのお友達:お気に入りのぬいぐるみや人形と一緒にトイレに行くと安心感が増します
- トイレデコレーション:トイレに子どもの好きなキャラクターシールを貼ると、特別な場所になります
- お姫様・王子様ごっこ:「お姫様のお城のトイレはとっても素敵!」とファンタジー要素を取り入れると楽しくなります
- 待ち時間ミニゲーム:「おしっこが出るまで、いっしょに10数えよう」「好きな歌を歌いながら待とう」と言うと、リラックスして出やすくなります